優れたマーケターになるために身につけるべき5つのスキル

2015年04月16日

優れたマーケター(マーケティング担当者)は、他の人が思いもつかないような常識を打ち破る斬新かつ先見性のあるアイデアを思いつきます。

いわゆる「優れたマーケター」は、マーケティング担当者に必要なスキルだけでなく、優れた創造力を持っています。しかしマーケターは生まれながらにして優れた創造力を持っているとは限りません。優れたマーケターが持つ創造力は、日頃のマーケティング業務を通じて、開花もしくは強化することが可能です。

優れたマーケターが持つ創造性や創造力は、これから紹介する5つのスキルがその形成に大きな関連があります。これから紹介する5つのスキルが身につけば、あなたも創造力豊かな、優れたマーケターに少しずつ近づけるでしょう。

1. 無関係に見えるものを関係付ける~優れたマーケターのスキル1

優れたマーケター、創造力が豊かなマーケターは、いっけん関係ないように見える問題や疑問、事象やアイデアをうまく結びつける能力に長けています。

無関係なものを関連付けるスキルは、脳が記憶する仕組みと似ています。

脳は新しい知識や経験に出会った時に、それらの情報をお互いに紐付けながら「記憶」として脳に蓄積していきます。つまり脳へ新しいインプットすることによって、情報と情報に新しいつながりが生まれ記憶され、そして脳がより活性化します。

創造力とは、情報やアイデアをそれぞれ結びつけて新しいものを見出す力です。常にモノゴトや事象などを結びつけて新しいアイデアを生み出し続けましょう。

2. 当たり前を疑う質問する~優れたマーケターのスキル2

優れたマーケターは、常に当たり前や常識を疑っています。そのために、常識や前提を疑う質問を自分自身に試みます。

「何故か?」「もし~だったら」は、優れたマーケターが真っ先に投げかける、現在の常識や前提を打破するための質問です。

課題の解決方法を模索する場合など、一般的には、既存のプロセスや現状を少しだけ改善する方法にとどまるケースが大半です。しかし、優れたマーケターは常に前提をくつがえそうとします。

例えば、多くの人が「どうすれば、製品Aの売上をアップできるだろうか?」と考える場面でも、優れたマーケターは「もし製品サイズ(もしくは「価格」など)が半分になったら、その製品の提供価値(顧客の利用価値)はどのように変わるだろうか?」と考えます。

この質問は、今回の課題解決にあたり、製品仕様は変更しないという暗黙の了解(前提)をくつがえします。

その他にも、自分の主張と正反対の立場で考えて質問を作ったり、仮の制約を設けたりして質問を考えてみる方法もあります。

仮の制約とは、先ほどの製品Aの売上アップの例では「もし既存顧客への販売が法律で禁止されたらどうするか?」というあり得ない条件です。この制約を設定した質問によって、新規顧客への販売の新たなアイデアが浮かぶかもしれません。

3. 観察力をみがく~優れたマーケターのスキル3

優れたマーケターは、現場を訪れて、自らの目で確かめようとします。

顧客の、ひょっとしたら潜在顧客の、行動を詳しく観察することによって、新しいアプローチのヒントを見つけたり、これまで考えつかなかった非凡なアイデアを生み出したりします。

優れたマーケターの優れた観察力は、モノゴトを考える視点や立場を変えることによって見えるほんのわずかな違いから、創造性豊かな新しいアイデアを生み出します。

観察力は、まさに実践や訓練から生まれます。仕事上の立場だけでなく、時には異なる立場や視点で観察することを心がけましょう。

4. すぐに試すクセをつける~優れたマーケターのスキル4

優れたマーケターには、何事もすぐに試してみる癖があります。

新製品でも、とりあえず試作品を作ってパイロット版(ベータ版)を販売するなど、いつも積極的に新しいアイデアを試す機会を探しています。

BtoCビジネスでは、新製品や既存製品改良においてこの手法がかなり採用されています。トライアルがうまくいけば正式に製品化して、自社の製品ラインナップを拡充し、売上高を伸ばしています。

5. 人脈ネットワークを広げる~優れたマーケターのスキル5

一般的に人脈ネットワークを作る目的は、自分や自社を売り込んだり、探しているプロファイルを持つ人に出会ったりするためではないでしょうか。

優れたマーケターの人脈ネットワークの広げ方は少し異なります。

自分自身の知識の幅を広げたり、自分とは異なる視点やアイデアの持ち主を探したりしながら、自身の人脈ネットワークを築こうとします。人脈ネットワークを拡大する過程で、さまざまなタイプの人に出会って、それまで持ち得なかったアイデアを見出すことがどんどん可能になっていきます。

困難な問題に直面した時、その問題を解決するための洞察力は、自身のいる業界以外や異なる技術・科学の領域に多くあります。その洞察力に接触できるようにするために人脈ネットワークを広げています。

まとめ~優れたマーケターになるために身につけるべき5つのスキル

優れたマーケターが持つスキルのほとんどは、実践を通じて身につけ強化した後天性のスキルです。

あなたもこれらのスキルを実践で試してみましょう。まずは「当たり前を疑う質問する力」の質問をこっそり考えてみると良いかもしれません。最も手軽にはじめられるでしょう。

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