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集客の参考となるランディングページのデザイン

ランディングページは、集客や売上を大きく左右します。

検索サイトや広告からの訪問者が最初に訪れるページとなることが多いランディングページでは、訪問者の目的に合わせた情報を提供し、目的のWebページに誘導したり、コンバージョンを期待するなどの役割を持ちます。

ランディングページは、リード獲得やビジネス案件の創出を目的として、既存のWebページと別に用意するケースも多くなってきました。

ランディングページとは

ランディングページ(Landing Page)とは、インターネットからあなたのWebサイトに訪問した際に最初に目にするページです。

広告などを出す場合には、広告にリンク先としてランディングページを指定します。そのため企業は広告を出す際に、専用のランディングページを作成します。

企業では広告のキーワードに合わせ、広告経由の訪問者の動機や目的に適したランディングページのキャッチフレーズやデザインにより、集客を目指します。

集客のためのランディングページの注意点

訪問者が訪れて、良い第一印象を持っていただく必要があります。そのためには、キャッチコピー、ビジュアル、デザイン&コンポーネントが大きな役割を果たします。

キャッチコピー

ランディングページを特定の広告からのリンク先に指定する場合には、必ずその広告に利用するキーワードをキャッチコピーに含めます。

まず目につくキャッチコピーに自分が入力したキーワードは入っていれば、訪問者に心理的に安心感を与え、いきなりの離脱を防ぐことができます。

キャッチコピーを考える際には、バリュー・プロポジションを意識しましょう。バリュー・プロポジションとは、

バリュープロポジションとは、あなたの会社の製品やサービスを通じて提供する価値の確約(コミットメント)である。バリュープロポジションこそが、お客さまがあなたの会社の製品やサービスを買う理由だ。

です。

キャッチコピーを考える時には、商品提供者の立場のメッセージを作りがちです。バリュー・プロポジションを意識しながら、ユーザ視点で考えましょう。

バリュー・プロポジションの詳細は、下記の参考リンクを参照してください。

参考:良いバリュープロポジションを作る5つのコツ|カイロスのマーケティングブログ

ビジュアル

キャッチコピーと並んで、ランディングページの効果を左右するのが、ビジュアルです。

ランディングページで利用する写真や、ボタンのデザインなど、訪問者のペルソナに合わせてデザインしましょう。

また、色合いはランディングページで紹介する商品のイメージや、訪問者のペルソナを意識します。色によって訪問者が抱く印象が異なります。

抱く印象
エネルギー、生命、情熱、歓喜、興奮、野性的、怒り、不満、危険、革命、圧迫感
論理的・理性的、平和、想像力、知性、気品、信頼、涼しい、冷淡、悲しみ、消極的、冷酷
自然、癒し、生命、再生、リラックス、安全、健康、成長、未熟、成長、社会性
希望、栄光、コミュニケーション、幸福、愉快、好奇心、注意、甘え、軽卒

参考:色彩心理とマーケティングの関係|カイロスのマーケティングブログ

デザイン・レイアウト

ランディングページには必要な要素があります。これらの要素をランディングページに含めれば、ランディングページからの集客やコンバージョン率はあがります。

下記のダイアグラムから、そのポイントが頭に浮かんでくるでしょうか?

ランディングページのデザイン

もし浮かんでこないようでしたら、「ランディングページの作り方」を参考にしてください。

また、デザインは次で紹介するランディングページ集からアイデアが浮かぶかもしれません。

参考:初心者でも大丈夫!売れるランディングページの作り方|カイロスのマーケティングブログ

デザインの参考になるランディングページ集のサイト

ランディングページのデザインを考える際には、他の優良なランディングページを参考にしてアイデアをふくらませるのもひとつの手です。その際に、参考となるランディングページ集のサイトはたいへん便利です。

ここでは、現在でも更新が確認できるランディングページ集を紹介します。

ランディングページ集めました。

ランディングページ集めました。

http://lp-web.com/
国内のランディングページを中心に、毎月数10以上ののランディングページが追加されています。

ランディングページデザインリンク集

     * ランディングページデザインリンク集
http://www.landingpage-link.jp/

各種ランディングページだけでなく、スマホ用のランディングページ集もあります。

Land Book|英語

Land Book

http://land-book.com/

カテゴリーに分けれていませんが、キーワードで検索できるのは便利です。確かにランディングページですが、日本のランディングページのように縦長のページではなく、製品サイト集に近いです。

Elements of Design|英語

Elements of Design / Landing Page
http://www.smileycat.com/design_elements/landing_pages/

Elements of Designのランディングページのカテゴリーです。良質なデザインのランディングページが数多くあります。

Pinterest|英語

Pinterest | Landing Page Gallery

http://www.pinterest.com/source/landing-page-gallery.com/

Pinterest内のlanding-page-gallery.com 。ピンをした人のコメントが結構役立ちます。

さいごに|ランディングページでより集客するためには

ランディングページの作り方やデザインに正解はありません。先駆者のノウハウや経験から、成功しやすいランディングページの作り方やデザインはありますが、無数にあるビジネスに従って、ランディングページの正解も無数にあります。

ランディングページは作って公開してからが本当の勝負です。ランディングページの運用が始まってから、コンバージョン率、流入率なども含めて最適化して、自社のランディングページを育てていくべきです。