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最高のリフレッシュができる長期休暇の過ごし方

今年もまた年末年始という長期休暇の時期がやってきました。

長期休暇では現実から離れてリフレッシュしたいものです。そして長期休暇後には完全にリフレッシュして戻ってきて、最高の仕事のパフォーマンスを出せたらよいですね。

このような理由から長期休暇では、リフレッシュするために仕事のことは一切忘れたい、という方も多いと思います。

最長期休暇で完全にリフレッシュするためには、一切のインターネットやケータイなどの通信手段から離れるのもひとつの方法です。しかし仕事でもプライベートでもネットを利用するため、全ての通信手段を使わないことは難しいでしょう。

長期休暇中は仕事とプライベートで通信環境の利用方法についてしっかりと線引きすることが大事です。

長期休暇で仕事から離れてしっかりとリフレッシュするためには、計画と規律が必要です。いくつかの具体的な方法を見ていきましょう。

1.長期休暇の計画をしよう

長期休暇に入る前に、パソコンやスマホなどの通信手段との付き合い方をあらかじめ計画しておきます。

長期休暇でしっかりとリフレッシュするためには、日常とは異なる生活を送ることになります。慣れない生活を送るためには計画が必要です。

1-1.あなたの仕事におけるオフラインの可能性を考える

まずはあなたの仕事について振り返ってみましょう。

あなたの仕事では、どれくらい一切のメールや電話などの通信手段を使わないことができますか?この質問に答えることで、長期休暇中に必要最低限のネット接続でいけるかを見積もることができます。

長期休暇中に仕事で通信手段を使う頻度は、あなたが働く会社の文化や業種、あなたの上司や同僚の仕事のやり方が大きな影響を与えることになります。

長期休暇中ずっとオフラインで過ごすことができれば、最も効率よくリフレッシュができるでしょう。

ただし、長期休暇中に完全にオフラインで会社や同僚から連絡が取れない、もしくは、取れなかったために仕事を失うリスクが増えたり、昇給や昇格の機会を逃したりすることがあるため注意が必要です。

そのため長期休暇の前に、最低限程度の仕事で必要なメールのチェックや電話の対応の時間帯や頻度をあらかじめ見積もっておきましょう。

1-2.長期休暇中のプライベートでのネット利用を計画する

長期休暇中におけるネットの利用の計画は仕事だけでは不十分です。しっかりとリフレッシュするためには、プライベートでのネットの利用も考えて計画してきましょう。ダラダラとネットをしながら長期休暇を過ごしてしまってはもったいないです。

友達との連絡や情報収集などで通信環境をある程度使うことはあるでしょう。先ほどの長期休暇中の仕事での通信環境の利用と同様に、プライベートでも通信環境の使い方について計画を立てておくと良いでしょう。

このようにして長期期間中の仕事とプライベートの線引きをしっかりしておくことによって、長期休暇を使ってリフレッシュできるようになります。

1-3.長期休暇中を一緒に過ごす方への配慮を忘れない

長期休暇を他の誰かと過ごすなら、電話やネットの通信環境の利用は仕事とあなただけでなく、長期休暇中に一緒に過ごす人にも配慮しましょう。

あなたと一緒に長期休暇を過ごす人もリフレッシュが必要です。

長期休暇中に旅行に出かけるなど、あなたと一緒に過ごしている時に、あなたがスマホで仕事やプライベートのことばかりしていたら、一緒にいる人は心の底から長期休暇を楽しんでリフレッシュできているということができるでしょうか?

2.長期休暇に向けて準備をする

さて、いよいよ長期休暇に突入です。あなたの長期休暇は、実は長期休暇の前から始まっています。長期休暇でリフレッシュするためには、良い「準備」が必要です。

2-1.長期休暇中の緊急連絡用メールアドレスを準備する

長期休暇期間中は、できるだけ緊急度の高い仕事の連絡のみに限定して対応するようにしましょう。

緊急の連絡をスムーズにこなすためには、緊急連絡先をあらかじめ教えておくと良いのですが、あなたのプライベートのメールアドレスなどを教えてしまうことに少し不安があります。

だからといって通常の連絡先や会社のメールを利用すると、緊急度を要するメールを探すために全てのメールに目を通す必要があるため、通常の仕事と変わらない上に対応に時間がかかります。

長期期間中には、緊急連絡先として長期休暇中専用の連絡先を準備してはいかがでしょうか。無料の転送メールサービスや、スマホからもアクセス可能な無料のメールサービスが利用できます。この連絡先を長期期間中のあなたへの緊急連絡先にしておけば良いのです。

長期休暇が終わったら、このメールのアカウントは無効にしても良いでしょう。長期休暇の度に、あなたが連絡を取って欲しい人のみにあなたの連絡先を教えることで、緊急連絡先を知る人を限定できます。

あなたの会社のメールでフィルタをかけて、必要な人や特定のキーワードが入ったメールだけを転送する方法もあります。ただし転送は、機密情報を含むメールまで転送してしまう恐れがあるため注意しましょう。

2-2.長期休暇中の自動返信メールを設定する

自動返信メールは、あなたがすぐにメールに返信できないことを送信者に知らせる便利な機能です。あなたがすぐに仕事のメールに対応できない長期休暇中には効果があります。

自動返信メールで、あなたの長期休暇中にメールをいただいた相手に対して、あなたがすぐにメールに対応出来ないことを伝えます。あなたが長期休暇を取っていることを相手が知れば、適切な対応を取ることができ、相手に対してかかる迷惑を少なくすることができます。

同時に、長期休暇後にあなたが緊急で処理するメールが少なくなるかもしれません。このように長期休暇中の自動返信メールはあなたにとっても、メールの送信者にとってもメリットがあります。

2-3.長期休暇中の重要なメールを特定フォルダに転送しておく

長期休暇明けはメールのチェックが大変です。長期休暇中にたまった大量のメールを長期休暇明けに処理しなくてはなりません。

長期休暇明けにメールを効率よく処理するために、長期休暇前に重要なメールをフィルタ機能によって特定フォルダに振り分けるように設定しておきましょう。長期休暇明けに重要なメールから素早く簡単に処理ができます。

今関わっているプロジェクト、重要顧客、社内の仕事の関係者など送信者や件名、キーワードなどでフィルタをして特定フォルダに転送できるように、長期休暇前に設定をしておきましょう。

長期休暇中に緊急で仕事の対応をしなくてはならない場合にも、重要なメールをすぐに探すことができるため便利です。

2-4.長期休暇中のメールの対応計画を立てる

長期休暇中に仕事用のメールアカウントなどにアクセスしなくてはならない場合は、あらかじめそのスケジュールを立てておきましょう。毎朝や子供が寝てから夜に1度だけ15分のみなどの具体的な計画が必要です。

長期休暇前にメールチェックのスケジュールを決めたなら、長期休暇を一緒に過ごす人にも話しましょう。人に話すことによって、あなたが決めたルールをより良く守れるようになります。

3.長期休暇中に気をつけておきたいこと

長期期間中の計画を立て、いざ長期休暇が始まったら長期休暇をしっかりと過ごすための工夫をしましょう。長期休暇中には、日常とは異なるちょっとした点に気を配れば、よりしっかりとリフレッシュできるようになります。

3-1.長期休暇中は通知機能の設定を変えよう

長期休暇に通信環境の使い方を変えるなら、パソコンやスマホの「通知」機能をOFFにしてみましょう。iPhoneでもアンドロイドでも、アプリ毎の通知のON/OFFの設定ができます。

仕事では通知機能はとても便利です。しかし長期休暇中のあなたは毎日の仕事をしている時とは異なる計画や目的があります。そのため、通常の通知機能が、長期休暇中にリフレッシュしたいあなたを邪魔してしまうことになります。

長期休暇中は、仕事用のメールの通知、予定表の通知など、仕事に関わる通知はできるだけOFFにしておきます。通知機能は仕事をしている時には便利ですが、長期休暇中はリフレッシュの妨げになるので注意が必要です。

3-2.長期休暇中こそ規律を

長期休暇中は、特別なことがない限り、あらかじめあなたが立てた仕事やプライベートのネットやメールなどの通信環境の利用計画に従いましょう。

長期休暇中のこれらの事を実現するために、最も困難なのは技術ではありません。あなたのコミットメントが最も重要です。

4.さいごに

長期休暇中はちょっとした工夫をするだけで、緊急の仕事の対応が効率よくできるだけでなく、あなた自身もしっかりとリフレッシュできるようになります。

今年の年末年始も、ここで紹介したことで使えそうなものがあれば、試してみてください。