共働きで子育てと仕事を両立して働くための10のアイデア
共働きで子育てと仕事の両立を目指す夫婦は増え続けています。そして、共働きが増える傾向は、今後も続いていくでしょう。しかし、なかなか社会や仕事のやり方の方が、共働きの子育て夫婦の生活に追従していません。
当然のことながら、共働きしながら小さい子供がいる夫婦は時間に大きな制約あります。そのため、共働きしながら子育てをする夫婦は、仕事のやり方と生活にいろいろと工夫が必要です。
共働きしながら、子育てと仕事の両立を狙う方に参考になるよう、時間に大きな制約がある共働きの子育て夫婦に役に立つ仕事の仕方についてまとめました。もちろん、多くの仕事があるマーケターや営業の方も、参考になる部分は是非取り入れてください。
1. 計画を前の日の夜にやってしまう
共働きで子育てと仕事の両立は、子供が小さい時ほど時間の制約が大きく、働く上で大きなチャレンジになります。
子供の寝かせつけは、まだ子供が一人で寝付けない年頃の場合、親も眠ってしまう、リスクが伴う共働き夫婦の家庭の仕事です。
子供を寝かせつけるこの時間を使って、明日の仕事の簡単な計画をしましょう。計画といっても、「明日やるべきこと」をリストにする程度で十分です。ほんの5〜10分程度で十分でしょう。
明日の重要な仕事を明確にしておけば、朝から仕事にスタートダッシュできるだけでなく、仕事の優先順位も明確になります。
日曜日の夜には、1週間分のおおまかな計画をしておくと便利です。1週間の仕事の目標になります。1週間の計画があれば、毎日の計画は、ほんのわずかな時間をかけるだけで十分です。
2. 共働きの子育て夫婦として、毎日最低限やらなくてはならないことを書き出す
ToDoリストを利用すると、自分ができる以上のタスクを詰め込みがちです。その結果、ToDoリストをあまり活用しなくなります。これはあまりよくない習慣です。
ToDoリストは、その日に最低限こなすべきタスクを優先して管理します。そして、そのやらなくてはならないタスクをこなすための時間を見積もりましょう。1日の仕事時間は8時間以内におさまるようにします。
毎日最低限やらなくてはいけないタスクが全部片付くと、大きな達成感があります。それ以上の仕事をこなせたら、自分自身にご褒美を与えるのも良いアイデアです。共働きの子育て夫婦には、仕事と家庭の両立の良いモチベーションになるでしょう。
3. 短いメールを心がける
わたし達は一日に多くの時間をメールに費やしています。メールにかける時間を減らすためには、メールチェックする回数を少なくしたり、書くメールを短くしたりすることにつきます。
メールの本文を短くすることは、たった数行の仕事のメールは受信者が失礼・無礼に感じてしまう可能性があるため、思っている以上に難しい作業です。
一方で、長いメールの本文は、読み手の時間を必要以上に使ってしまうことがあります。もちろんメールを書く作業にも多くの時間を取られます。書き手、読み手のどちらにとっても長いメールにはメリットがありません。
5行以上のメールを書くときは、「なぜそのメールは5行以上なのか?」、その理由を自分でもう一度確認してみましょう。そうすれば、メールは短くて済んで、共働きの子育て夫婦にとって大事な時間を捻出できるでしょう。
4. 電話も活用する
メールでもらった内容も、電話の方が早く済むなら思い切って電話してしまいましょう。共働きの子育て夫婦にとって、時間は重要です。
メールを書く時間を短縮できるだけでなく、メールの返信を待つ時間、その後のメールのやり取りも、たった1本の電話で片付くこともあります。
5.新聞やニュースのチェックに時間をかけすぎない
新聞を読むことは、社会人にとって必須です。と、いいたいところですが、新聞やニュースの情報収集に時間をかけ過ぎることは、共働きの子育て夫婦にあまりおすすめできません。
共働きの子育て夫婦が夏休みなどで旅行に出かけた時も、毎日じっくり新聞を読んだり、業界ニュースに目を通したりしますか?
子育て中の共働き夫婦が旅行中にそんな時間をとれないでしょう。そして、夏休みが終わって仕事に戻ったとしても、新聞やニュースのチェックに時間をかけていなかった夏休みが、仕事の上で大きなボトルネックになるとは思えません。
共働きの子育て夫婦にとって、新聞やニュースは、目を通すべきですが、必要以上に時間をかけないことがポイントです。
6.共働きの子育て夫婦は読書にかける時間を注意する
共働きの子育て夫婦にとって、読書の時間の捻出も苦労します。共働きの子育て夫婦にとって、読書にかける時間は通勤電車の中か、週末くらいでしょう。
本を読むことは仕事の上でもより良い人生を過ごす上でも欠かせないと思います。だから、本は読み続けるべきでしょう。
共働きの子育て夫婦は、読む本を思っているよりも大胆に選択すべきです。全ての本が、今の共働きの子育て夫婦にとって読むべき本とは限りません。面白い本、本当にためになる本は、なかなか見つけることができないものです。
時間が重要な共働きの子育て夫婦は、後回しにできる本や雑誌は、思い切って読まないようにしてしまいましょう。少し読んでみて「これは違うかなぁ」と思ったら、まさに決断の時です。
7. 共働きの子育て夫婦はソーシャルメディアの利用を自己制限すべし
FacebookやTwitter, Lineなどのソーシャルメディアは、共働きの子育て夫婦にとって、子供の友達の両親などとのやり取りで大活躍しています。
しかし、必要以上にソーシャルメディアに時間を使うことは禁物です。FacebookやTwitterなどはメールと同様に、気がつけば1日の多くの時間を使いがちです。
あなたがソーシャルメディアのマーケターでなければ、ソーシャルメディアの利用は1日に30分以内におさまるようにしましょう。
8.スマホのメール通知機能をOFFにする
スマートフォンのプッシュ通知機能はすごく便利です。関係するアプリを立ちあげなくても、音や振動、そして待ち受け画面でその内容を知ることができます。特に、メールの着信の通知機能はみなさんよく使っています。
ある統計データによれば、実はメールを20分に1度しているようです。また、仕事では社員のおおよそ半数以上が、自分の受信箱にたまったメールを1日に10回近くチェックしているそうです。時間に換算すれば、メールチェックに1日に多くの時間を使っています。
これだけ多くの時間をメールのチェックに使っているにも関わらず、わたしたちは、さらにメールの通知機能を使っています。
メールの通知があるたびに気になって、当然仕事の集中力が下がります。せめてメールの通知機能をOFFにして、例えば30分や1時間に1回など、あらかじめ決めた間隔でメールチェックするのもよいでしょう。
9. VIP機能を活用する
iPhoneやMACメールのVIP機能が便利です。共働きの子育て夫婦には、VIP機能がすごく活用できます。
VIPメール機能は、あらかじめ設定した特定の送信者からのメールを、iPhoneの通知機能でお知らせしてくれます。iPhoneのメール通知機能がOFFになっている場合でも、iPhoneがVIP機能を優先するため、待ち受け画面上で通知してくれます。
仕事で待っているメールがある時や、家族やチームからのメールを優先したいときには、VIP機能が便利です。
10. 共働きの子育て夫婦特有の運動をしてみよう
共働きしながら子育てをすると、自分たちの時間がかなり少なくなります。これまで通っていたジムも、金銭面からも時間面からも、なかなか通うことができません。
しかしながら、運動は、健康のためや、リフレッシュのためにも欠かすべきではありません。
そこで、共働きの子育て夫婦でもできる簡単な運動の時間をみつけましょう。
例えば、保育園の送り迎えに自転車やバスの代わりに歩いたり、移動中のエスカレーターではなく階段を積極的に使ったり、などのちょっとした運動を心がけましょう。
時間に追われがちな共働きの子育て夫婦の場合、生活が単調になりがちです。このような隙間運動でも、生活にアクセントがついたり、メリハリがでてきたりします。その結果、仕事の生産性向上につながれば、共働きの子育て夫婦にとって間違いなくプラスです。
まとめ〜共働きの子育て夫婦は、ハードに働くよりも、かしこく働こう
マーケターや営業の業務をする方の中には、夜遅くまで働く人もすくなくありません。しかし、共働きの子育て夫婦のみなさんには、なかなかこの働き方に追従できません。
もちろん、夜は快適な睡眠をとることが1日の生産性を高める一番の秘訣であることは間違いありません。それどころか健康面でもメリットがあります。
共働きの子育て夫婦にとって、ハードに働くよりも、賢く働くことに心がけましょう。
ここで紹介したいくつだけでも、参考になれば幸いです。