タイトルタグを最適化し集客力をアップする〜マーケターならやっておきたいタイトルタグへのSEO対策4選
あなたのWebページヘの訪問者を増やすためにはSEO(検索エンジン最適化)が欠かせません。そして、Webページ内のタイトルタグはSEOなどのWeb集客の手法の中では最も重要な要素として考えられています。
Web集客に力を入れている企業のマーケターやWeb製作者は、全てのWebページのタイトルタグを決めるときには細心の注意を払っています。
タイトルタグは、Web集客で検索サイトの結果の上位に表示させるSEOの効果のためだけでなく、検索結果などからあなたのWebサイトへの流入率にも大きく影響します。せっかく良い情報をWebサイトで発信していても、タイトルタグの使い方次第で集客率が変わります。
あなたのWebサイトでタイトルタグは十分に有効に使っていますか?
タイトルタグとは
タイトル(title)タグは、Webページの構成をするHTMLの中の>head<〜>/head<内に記述されるWebページの題名(タイトル)を示すタグです。
例えば、当社カイロスマーケティング株式会社のトップページでは、
のように記述されています。
当社のトップページでは、会社名で検索する訪問者が多いために、最初に会社名を表示するようにしています。
タイトルタグは、そのページの内容を示す文字通り「タイトル(表題)」の役目を果たします。
タイトルタグはSEOで重要な要素
タイトルタグは、検索サイトでの「表示順位」と、検索サイトで表示されたリンクの「クリック率」の両方に影響があります。表示順位とクリック率の両方が合格点を超えてはじめて、多くの訪問者が検索サイトからやって来ます。
検索サイトでは、検索結果の表示順位を決定する際に、タイトルタグの内容を考慮に入れると考えられています。そのため、タイトルタグには、そのページの内容のサマリーを記述しなくてはなりません。
また、タイトルタグは、ブラウザのタブやお気に入り(ブックマーク)に登録された時、検索サイトでの検索結果などに表示される、Webページの内容を示す非常に重要な役割をしています。
当社のページがGoogleなどの検索サイトに表示される際には、このようにページのタイトルタグがメインで表示されます。
上記は「カイロスマーケティング株式会社」と検索した際の表示結果です。タイトルタグの内容が最上段に青い文字で表示されています。太字部分は検索キーワードです。表示結果が検索サイトを通じて探している内容と合致していれば、ユーザーは表示結果をクリックして、カイロスマーケティング株式会社のサイトへと訪れます。
SEO検索順位が上位であり、かつ、クリックスルー率が高い、という2つの条件が揃ってはじめてあなたのWebサイトへとより多くの訪問者が見込めます。タイトルタグは、この2つの条件を左右する重要な役割を担っています。
タイトルタグで特に注意したい4つのコト
SEO対策をしてより多くの訪問者を呼び込む場合には、タイトルタグに細心の注意を払うようにしましょう。
タイトルタグは、SEOキーワードに対する検索順位結果と、検索結果のクリックスルー率の両方に影響するSEO対策の中で最重要項目です。
タイトルタグで注意すべき最重要項目を4つに絞って説明します。
タイトルタグにコンテンツの内容をしっかりと反映する
タイトルタグは検索結果やブックマークにも大きく表示されます。ひと目でコンテンツの内容が理解できるようにすべきです。
検索サイトが検索順位を決定する際に、検索サイトはあなたのWebページのタイトルタグだけを検索サイトは見ているわけではありません。Webページの内容も検索サイトは同時に見ています。タイトルタグのみでSEOキーワードの検索結果で上位に表示されることはまずありません。
Webページの内容とタイトルがあまりにもかけ離れている場合、検索サイトから特定SEOキーワードで検索してやってきた訪問者をがっかりさせます。この訪問者はSEOキーワードに興味があるにも関わらず、あなたのWebサイトへは二度とやってこないかもしれません。
タイトルタグにSEOキーワードを含む
タイトルタグには必ずSEOキーワードを含むようにしましょう。
タイトルタグは検索結果で大きく表示されます。
検索サイトで表示される検索結果に、検索したSEOキーワードが入っている方がクリックスルー率が高くなることが知られています。
SEOキーワードの検索結果からの訪問者をより多くするために、タイトルタグにはSEOキーワードを含めます。
タイトルタグは全角で26文字以内にする
検索サイトでSEOキーワードの検索結果にはタイトルタグの内容が表示されます。検索サイトでの検索結果の表示で、タイトルタグの全てを表示しません。長いタイトルタグの場合には、その前方25文字程度が表示されます。
タイトルタグに含めるSEOキーワードは、この全角で26文字以内に含まれるよう前方に挿入するか、タイトルタグそのものを26文字以内にするようにします。
会社名や製品名をブランディングを目的としてタイトルタグへと入れたい場合には、SEOキーワードに関連する語句を前方にし、会社名や製品名は後にするのもひとつの手です。
訪問者のメリットを伝えるキーワードもタイトルタグに含めよう
タイトルタグはSEOキーワードに加えて、訪問者のメリットも強調するようにしましょう。
あなたのWebページの内容がタイトルタグから分かったとしても、そのページを訪問するメリットが同時に表現できれば、SEOキーワードからの検索結果のクリックスルー率が向上します。
例えば、
SEOでのタイトルタグの重要性
と、
SEOでのタイトルタグの重要性〜5分で分かるWeb集客講座
の2つを比較した場合、どちらがより多くの訪問者が期待できるかは直感的に把握できるのではないでしょうか。
このように「簡単」「図解」などのキーワードを入れると、検索結果からのクリックスルー率が向上することが知られています。
さいごに
Webページでは、タイトルタグには細心の注意を払うようにしましょう。
検索結果の表示だけでなく、結果のクリックスルー率やブックマークなど、タイトルタグは訪問者の注意関心を引きつけてより多くの訪問者を呼び寄せる重要な役割を果たします。
Googleの検索エンジンの仕組みは、Googleが提供するビデオが便利です。