OneNoteが突如無償となると同時に、MacやiPhoneへの対応しました。OneNoteはこれまで、Microsoft Officeのソフトで、単体でも1万円以上していたので、今回の無償化のニュースは驚きました。
OneNoteは、会議ノートやニュースページなどの保存にも活用でき、マイクロソフトが提供するオンラインストレージのOneDriveを利用して、他のユーザとの共有や共同での編集が可能です。
Mac版をダウンロードして、早速使ってみました。
OneNote のインストールと起動
MacやiPhone用のOneNoteは、AppStoreからダウンロードできます。ファイルサイズが10MBを超えるため、iPhoneの場合にはWiFi経由でのダウンロードとなります。
OneNoteを使うためには、マイクロソフトのアカウントが必要になります。まだアカウントを持っていない場合には、新たに申請する必要があります。
このアカウントを入力すれば、MacのOneNoteとiPhone/iPadなど、異なる端末から編集したOneNoteのデータが同期されます。
OneNoteとEvernoteとの違い
OneNoteは、その機能と利用目的から、Evernoteとよく比較されるはずです。実際に筆者もMacでEvernote利用者です。
OneNoteをインストールしてみて早速使ってみると、すぐにEvernoteとの違いが実感できます。
OneNoteの方が、MS Wordに近い感じがあり、ノートなどを綺麗に整理して保存したい方にはEvernoteよりもOneNoteの方が向いているような気がします。
こんな感じで綺麗にノートが作成できます。画像サイズをOneNote上で変更できたりするので、本当にレイアウトのきれいなノートなどを作成する場合にはOneNoteが便利です。OneNote用のテンプレートもあります。
ただ、iPhoneやiPadでは、レイアウトが生きているページの場合、画面解像度によっては拡大・縮小が必要でOneNoteが読みにくかったり編集しにくかったりします。
OneDriveは総ファイル容量が7GBまで無料です。それに対してEvernoteは、月間にアップロードできる容量が1GBです。
Evernoteの強いところは、他のアプリケーションとの連携です。
Chromeの拡張機能から、Webページを整形してEvernoteにも保存できるし、他のアプリケーションとの連携が現時点では充実しています。
OneNoteもAPIを公開していますし、今後の他のアプリケーションとの連携が充実していくことは間違いないでしょう。
また、iPhoneやiPadでは手書きでメモが取れると、より便利ですね。
今後のOneNoteの発展に期待です。