iPadはお客さま先での打ち合わせや、製品&サービスの説明に大変便利です。
iPadは適度な画面サイズがあり、少人数の打ち合わせや製品説明などには、画面を指で操作でき持ち運びに便利なiPadを活用しています。プロジェクタや外部ディスプレイにつなぐなどして、プレゼンテーションが可能です。
iPadでのプレゼンは、ファイルサイズが15MBを超えるようなファイルでも、アプリ次第でサクサクと動きます。それ以外にも、ノートパソコンではできない便利な使い方があります。
iPadでのプレゼン用の道具たち
私のiPadは、第三世代の64GB WiFi モデルです。必要な場合には、モバイルルータ経由でインターネットへ接続しています。
その他、上記の写真どおり、充電池、ケーブル、ディスプレイケーブルを持ち歩いています。
iPadのバッテリーはおおよそ一日持つので、充電池は不要なのですが、iPadの充電を忘れることがあるので、持ち歩くようにしています。
iPadでのプレゼン用アプリたち
iPadでお客さま先でプレゼンするために、2つのアプリしか使っていません。Dropboxと、i文庫HDです。
ファイル置き場としてのDropbox
Dropboxはプレゼンというよりは、プレゼン資料置き場として利用しています。2GBまでは無料で使えます。
また、当日使う資料をあらかじめインターネット経由で公開してお客さまと共有することもできます。お客さまの方で事前にダウンロードしていただければ、紙の資料を持ち歩く必要もなくなりますし、事前に共有するため打ち合わせ時間を有効に使うこともできます。
写真や画面キャプチャしたプレゼン資料は10MBを超えます。Dropboxを使えば、メールの添付資料ではなくダウンロード用URLを共有するので、お客さまのメールボックスを圧迫することもありません。
公開されるURLはランダムな文字列が含まれており簡単にはアクセスできません。守秘義務事項などが入っていなければDropboxを使って事前に共有するようにしています。
プレゼン用アプリのi文庫HD
i文庫HDは元々、電子書籍を読むためのリーダーです。PDFファイルを開くことができるだけでなく、いくつか使ったアプリの中でも、15メガバイトを超える大きな PDF資料でもサクサク動作するため、これを利用しています。
Appleのプレゼン用アプリのkeynoteは、WebDAV経由でのファイルのダウンロードですが、DropboxがWebDAVをサポートしていないため利用をあきらめました。
Dropboxをそのまま利用してもPDFファイルを開くことができますが、パワーポイントを一枚ずつプレゼンのようにスライドすることができません。Dropboxとi文庫HDを合わせて利用した場合には、当然1ページごとのスライド表示ができます。
プレゼン資料はすべてPDFで保存しています。すぐにお客さまと共有できるし、レイアウトが崩れることなくi文庫HDで開けるフォーマットなので、資料作成後はPDFファイルとして保存しています。
iPadでのプレゼンの利点
iPadのプレゼンで最もよく使う機能が拡大です。この機能は大変便利です。
少し小さな文字の資料や、製品写真などを大きく見せたいときに、iPad資料をつまめば拡大、または縮小が簡単にできます。パワーポイントで作成した資料を、パワーポイントからPDFファイルに保存しただけの資料でも、かなり大きく拡大できます。
資料作成時に、製品画面や製品写真などの大きさ気にする必要が無いので、資料作成が非常に楽になります。
また、写真がたくさん入っているファイルサイズの大きなPDFでもサクサクと動きます。当社の資料は、だいたい15-20MBくらいのものが多いのですが、iPad+i文庫HD上でスムーズにプレゼンができます。
マーケターが使う資料は、写真などが多くプレゼン資料のファイルサイズが大きくなりがちです。しかしこの組み合わせなら、問題ありません。
さいごに:iPadでプレゼン
iPadはノートパソコンにくらべ、小さくて軽く、持ち運ぶ荷物が少なくてすみます。
また、当社のようなソフトウエアの画面を見せる必要がある場合には、iPadでのプレゼンで、指を使って好きな部分のプレゼン画面を拡大する機能が最も有効です。この機能はマウス操作のノートパソコンでは簡単にできません。