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色彩心理とマーケティングの関係

色彩がマーケティングで心理的影響を及ぼす。製品やサービス、会社のブランディングでも色彩が市場やお客さまへと与える影響は非常に大きいことが知られている。

色彩は、製品や製品のパッケージ、販促用の資料やWebサイト、企業のロゴまでその適応範囲は非常に大きい。ターゲットとなる顧客層の嗜好に合わない色彩をWebサイトやランディングページなどで使うと、コンバージョン率は下がってしまう。

当社のWebサイトが黄色やピンクを中心とした色彩で構成されていたらいかがだろうか?(この辺は、みなさんのご意見も伺いたいところではあるが・・・)

また、ヤフーなどのポータルサイトが、濃いめの青や緑を中心とした色彩だったらいかがだろう?直感的なイメージを考えた場合、違和感を感じるのではないだろうか?

色彩がマーケティングに与える影響は、このように直感的であるが、ブランド面や購買行動へと与える影響は大きい。

みなさんも製品やWebサイトの色彩は十分に考慮していただきたい。

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色彩がマーケティングに与える影響

色彩がマーケティングに与える影響は非常に大きい。特に購買行動において、製品に対する第一印象は、93%が見た目と答えているデータがある。

同レポートによれば、85%のヒトが、購買行動の中で「色彩」が大きな影響を持つとしている。

色彩は購買行動に影響を与えるだけでなく、ブランドへ与える影響も少なくない。

色彩が購買行動やマーケティングに影響を与えれば、当然購買者の「記憶」として色彩が強く印象づけられる。第一印象と色彩の関係のデータからも明らかだろう。

同データからも、8割のヒトが色彩がブランド認知への影響を与えるとしている。

色彩をマーケティングに活用すれば、自社製品の第一印象が上がるだけでなく、ブランド認知の点でも大きな向上が期待される。

色彩心理

色彩がヒトへと与える影響は、以前から調査・研究が進められてきた。書籍も数多く販売されている。アマゾンなどで、「色彩心理学」などと検索して頂ければみつかるだろう。

ここでは代表的な色彩とそこから抱く印象について紹介しよう。

抱く印象
エネルギー、生命、情熱、歓喜、興奮、野性的、怒り、不満、危険、革命、圧迫感
論理的・理性的、平和、想像力、知性、気品、信頼、涼しい、冷淡、悲しみ、消極的、冷酷
自然、癒し、生命、再生、リラックス、安全、健康、成長、未熟、成長、社会性
希望、栄光、コミュニケーション、幸福、愉快、好奇心、注意、甘え、軽卒

色彩がもつイメージは、プラスの効果だけではない。それぞれの色彩にマイナスの効果もあるので注意が必要だ。

まとめ

色彩とマーケティングの関係についていかがだっただろうか?

色彩は、あなたのお客さまへ心理的影響をもたらす。そのため、色彩には感情があると言われることもある。

あなたの会社の営業マンに人柄や特長があるのと同様に、色彩についても考慮すると良いだろう。

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