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集客できるブログの作り方〜古い記事をメンテナンスする手順

ブログは企業のWebサイトの集客に大きな効果をもたらします。統計データによれば、Web集客にブログを活用する企業は、そうでない企業に比べて5割以上の訪問者がある、といいます。

ブログで集客を始めると、いくつかの人気記事を中心として検索サイト経由で多くの訪問者を呼び寄せることがわかります。ブログ記事をポストしてからかなり時間がたっても、あなたのブログ記事の中でそれらの記事はページビューの上位でありつづけます。内容が多少古くなったり、リンクが切れていても、これらの記事の順位は大きく変わりません。

このような高い集客力のあるブログ記事は、そのまま手を付けずにしておくべきでしょうか?

古いブログ記事はメンテナンスすべきか?

企業マーケティング活動として、Web集客のためにブログを手がける企業は少なくありません。ブログはWeb集客に大きな効果があるからです。

ブログはSEOと相性がよく、多くの訪問者を検索サイトから誘導します。

ブログの記事にもパレートの法則が当てはまります。つまり全体の2割のブログ記事が、8割のページビューを生み出すことが経験的に知られています。

人気が高いログ記事を注意深く見ていくと、かなり前にポストしたブログ記事が含まれることも少なくありません。古い記事には古い情報が含まれていたり、既にリンクが辿れなくなっていたり、また写真や画面キャプチャが古くなっていることもあります。それだけでなく、マーケティング用のバナーやCTAが適切で無いものもあるでしょう。

あなたのブログ記事の読者の立場で考えれば、当然このような古い記事は編集すべきです。

ブログの運用者の視点からも、このような古いブログ記事をメンテナンスするメリットがあります。

古くなった記事を最初から書き直すよりは、古いブログ記事を編集したほうが、ブログ記事を書く手間と時間を短縮できます。

また十分に狙った検索キーワードで上位に表示されていない場合や、検索キーワードで上位に表示されいるにも関わらず検索サイトからの流入率が低いコンテンツのSEO対策をして、あなたのブログの集客力アップも期待できます。

古いブログ記事をメンテナンスすれば、このように少ない労力で多くの結果を出せるチャンスがあります。

古いブログ記事をメンテナンスして集客効果を上げるための手順

ブログの記事が数十程度なら古いブログ記事のメンテナンスもそう難しくありません。しかし、記事の総数が100を超えるとメンテナンスもやっかいです。

このような場合には、メンテナンスするブログ記事の優先順位を明確にすれば、集客効果を生み出すために効率よく古いブログ記事のメンテナンスができます。

メンテナンスすべき古いブログ記事を選ぶ

どのブログ記事でも、内容が古かったり間違っていれば修正すべきです。しかしブログの運用期間が長くなれば、記事も増えて、同時に全ての記事をメンテナンスできません。

メンテナンスすべきブログ記事を選び出す優先順位を設定すれば、迷うこと無くメンテナンスすべきブログ記事を選べます。

メンテナンスすべきブログ記事の主な指標は、

  • ページビュー数/閲覧数
  • SNSのシェア数や「いいね」の数
  • 検索キーワードのCTR(クリックスルー率)
  • 検索キーワードの重要度合い
  • などが考えられます。

    この中で、「検索キーワードののCTR(クリックスルー率)」は、Googleのウェブマスターツールを使ってCTRをチェックします。

    図はウェブマスターツールの「検索トラフィック」→「検索クエリ」から得られるレポート画面です。

    ここでCTRをクリックして、CTRでソートします。小さい順に表示して、CTRが好ましくないキーワードを洗い出します。

    CTRが低い上に表示回数も少ないブログ記事やキーワードは、フィルタを使って作業を効率化します。フィルタの設定方法は、下図を参考にしてください。

    表示回数や平均掲載順位が多いにも関わらずクリック数が少ないブログ記事やキーワードは、確実にメンテナンス対象になります。

    このようにしながら、「上位のクエリ」と「上位のページ」を見ながら、メンテナンスすべきブログ記事を探し出しましょう。

    ブログ記事のタイトルは変更してもURLは変更しない

    メンテナンスすべきブログ記事を選び出したら、早速メンテナンスを手がけます。

    検索順位が上位であるにも関わらず、流入率(CTR)が10%未満のブログ記事は、ブログ記事のタイトルやメタ情報を変更したほうがよいかもしれません。

    ブログ記事のタイトルを変更しても、URLは変更しないようにしましょう。

    他のブログ記事からのリンクを変更するだけでなく、外部からのリンクが全て消滅してしまいます。SEOの観点からもURLを変更することは、あまり好ましくありません。

    ブログ記事のタイトルを変更しても同じ検索キーワードを狙う

    狙う検索キーワードを変更すれば、そのブログ記事の文脈まで変わってしまいます。ここではあくまでも古いブログ記事の編集にとどまるべきです。

    ブログ記事の文脈レベルの変更や、狙う検索キーワードを変える場合には、あたらしいブログ記事を書き起こすようにしましょう。

    ブログ記事をメンテナンスした際には、編集履歴も残しておこう

    ブログ記事をメンテナンスした場合には、編集履歴を簡単に残しておきます。

  • オリジナル記事は、2012年9月10日に書かれました。
  • 非常に簡単な編集履歴でも良いでしょう。

    ブログ記事のメンテナンスの効果を知る

    ブログ記事をメンテナンスした効果は、必ず定期的にモニターするようにしましょう。ブログ記事のメンテナンスの効果が把握できなければ、メンテナンスの方向性が打ち出せません。つまり、何をどのように変更したら集客効果が高くなるかわかりません。

    ページビューや訪問者数、検索表示回数やクリック数、CTRなどを定期的にモニターしながら、その効果を把握します。

    古いブログ記事のメンテナンスも、このように効果測定することで、PDCAのサイクルが回り、集客効果の高いブログの運営のためのノウハウが蓄積されるからです。このような運営のノウハウはブログ集客の効果に直結します。

    まとめ|集客できるブログの作り方〜古い記事をメンテナンスする

    古いブログ記事のメンテナンスは、ブログ集客では欠かせません。定期的にあなたのブログの集客状況をモニターして、メンテナンスの優先順位を設定し、ブログ記事の修正を行いましょう。

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