読んでもらえるメールの件名は、読まれないメールの件名がヒント

2013年01月31日

メールは開封してもらうことが第一だ。あなたがいくらすばらしい内容のメールを届けているとしても、受信者に読んでもらえなければ意味が無い。メールを読むためには、まずは開封してもらうことが最優先だ。

メールを開けてもらうためには、メールの件名(Subject)と差出人がカギを握る。メールはメールソフトの受信箱に届けられ、差出人とメールの件名が表示される。受信者は、メールの件名と差出人をみて開封するかどうか決定する。

メールの良い件名と差出人の作り方は、あちこちで紹介されている。今日は、少し違うアプローチをしよう。

開封されないメールの件名や差出人を考る。開封されないメールでなければ、あなたのメールは開封されるはずだ。

メールの件名から判断され意図的に読まれていない

日本では、半数以上の方が1日あたりのビジネスメールの受信数が10通未満。100通以上のビジネスメールを受け取る人も5%未満である。

1日に数多くの受信するため、あなたの送るメールを見つけてもらえないのではない。単に差出人名とメールの件名を見て、意図的に開封されない。

あなたのメールが読まれない理由は、読む意味や価値が無いからだ。あなたのメールはスパム扱いされている。しかも、たった差出人名とメールの件名だけで、ほぼスパムとみなされているのだ。

スパム扱いされるメールの件名

では、スパムと判断されるメールとはどのようなものであろうか?今回は、メールのフォーマットや内容には触れず、メールの件名と差出人に特化して考えてみよう。

スパム送信業者扱いされる

あなたのメールは確実に受信者に届いているだろうか。もし届いてないのであれば、あなたのメールサーバがスパム配信者扱いされている可能性がある。スパム業者の判断は、あなたのメールサーバのIPアドレスで判断していることが多い。

大量に宛先不明のメールアドレスを送れば、ブラックリストに登録される可能性がある。インターネットプロバイダーがブラックリストに登録することもあれば、spamcop.netのような業者があなたをスパム業者のブラックリストとして登録することもある。

あなたの送信リストに不達アドレスが無いよう、常に最新の送信リストを維持しよう。

メールの件名がくだけすぎる

あまり親しみが無い差出人から、くだけた件名のメールが来たらどうだろう?受信者は、直感的にスパムやウイルス付きメールだと判断しないだろうか?

メールの件名は、受信者の興味・関心をひかなくてはならないが、ビジネスメールである以上、ビジネスにふさわしいものが好ましい。

メールの件名があなたと関係ない

あまり親しみの無い差出人から、あなたと関係ない件名のメールが来ても同様にスパムとして処理されるだろう。そもそも興味・関心をひかない。

知人から全く関係の無い件名のメールが来ても後回しにされやすいのに、親しみの無い差出人からであれば、なおさらであろう。

開封されるメールの条件

BtoB向けのメルマガなら、あまりくだけない件名であり、その内容が受信者にとって価値があることがメール開封の必要条件となる。

送信側の都合で、勝手に新製品情報やセミナーなどのお知らせを送りたいこともあるだろう。受信者に開封してもらうためには、当たり前だが、受信者の価値やメリットを十分に考えなくてはならない。

メールは送信コストが安いから「とりあえず」と思いがちだが、あなたのメールがスパムと判定されてしまうと、今後開封される可能性はぐっと小さくなる。

受信者が価値あると判断してもらうためには、送信リストを最新の状態に保ち、不達アドレスをできるだけ排除しておく。さらに、送信リストは、受信者のニーズに合わせてセグメンテーションすべきだ。

同様のニーズを持つ送信リストであれば、受信者にとって価値がある内容は検討しやすいはずだ。これにより、あなたのメールの開封率はぐっと上がるだろう。

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