メルマガの分析・効果測定に役立つ6つの大切な指標(KPI)

2017年10月17日

メルマガの効果測定は、送信するメルマガの配信結果をチェックしながら、メルマガの目的度合いを評価することです。

メルマガの目的をしっかりと設定し、紹介する6つのメルマガの指標(KPI)の変化を見ながら、次に配信するメルマガに工夫を加え続けることで、あなたのメルマガが改善します。

メルマガの効果測定が必要なわけ

メルマガは運用に注意が必要なツールです。メルマガを定期的に発信することで、メルマガの効果よりも「定期的」に配信することが目的化してしまうことが多くなります。もちろんよくない傾向です。

メルマガのこのような運用を避けるためには、

が必要です。

メルマガの目的を設定し、メルマガ反応の業界平均値を知りつつ、運用フローを定着させることで、メルマガの効果を高くすると同時に、運用定着にもつながります。

メルマガの目的を設定するために
メルマガの目的を設定するためのコツや例、ノウハウを「高い効果につながるメールマガジン発行の目的の設定方法」にまとめました。ご興味のある方は合わせてごらんください。

メルマガの分析やKPIの設定や効果測定をする理由

メルマガのKPI(Key Performance Indicator)とは、あなたのメルマガの効果を測定するための指標です。

メルマガの効果を測定することで、メルマガの効果改善が期待できると同時に、メルマガ運用の評価ができるようになります。

メルマガ指標の計測方法の詳細
メルマガの開封率やクリック率などの基本的な指標の計測方法は「【総集編】メルマガ開封率の平均とメルマガ開封率を最短で改善する方法」にまとめました。詳しい内容を知りたい方にオススメです。

メルマガの運用で計測すべき主なKPI

メルマガの運用でしっかりとチェックしておきたい代表的なKPIについてまとめました。メルマガのKPIをまとめるにあたり、みなさんがメルマガの効果の分析がしやすくなるように、直接的なKPIと間接的なKPIに分けました。

メルマガの直接的なKPIは、メルマガの読者の反応に直結する指標です。間接的なKPIは、そのKPIを改善することで直接的なKPIに影響を及ぼす可能性が高いものになっております。

直接的なメルマガのKPI

メルマガの開封率とその平均

メルマガの開封率とは、メルマガを送った相手があなたのメルマガを開封した割合を指します。

メルマガの開封率は、おおよそ20%を切る程度と理解しておきましょう。

メルマガ開封率の平均値について
メルマガ開封率の平均値は、メルマガを届ける読者の嗜好のバラツキによります。取り扱う製品が全社で1つしかない企業の場合は、読者の嗜好のバラツキが小さくなるため、メルマガ開封率は上記の20%を上回る可能性が高くなります。逆に取り扱う商材が多い場合には、メルマガの開封率の平均は10%前後まで低下してしまうこともあります。

メルマガの開封率はHTMLメールのみ計測可能です。残念ながらテキストメールのメルマガの開封率を測定する方法はありません。

メルマガ開封率を計測する仕組みについて
メルマガ開封率は、HTMLメールに小さな画像を埋め込みによって計測します。読者がそのメルマガを開封した際の画像のダウンロードの有無によってメルマガの開封率を計測します。

メルマガの開封率は、メルマガの件名や差出人、メルマガ送信の時刻や曜日によっても変化することが知られています。BtoBマーケティングの場合には、週末よりも平日の方が、一般的にメルマガの開封率が高くなる傾向にあります。

メルマガの件名の作り方や文字数について
メルマガの件名や文字数の作り方のコツやノウハウを「メルマガ件名の作り方・文字数〜メルマガ担当者が教える秘密」にまとめました。ご参考になれば幸いです。

メルマガのクリックスルー率(CTR)の平均

メルマガのクリック率は、メルマガ本文のリンクをクリックした人の割合です。メルマガのクリック率は、クリックスルー率(CTR)とか、コンバージョン(CV)と呼ばれることもあります。

クリックスルー率(CTR)とコンバージョン(CV)について
一般的にクリックスルー率はメルマガ本文内のリンククリック率、コンバージョンはある目的サイト(URL)への登録数(もしくは到達数)としての意味合いを持っています。コンバージョンには「変換・転換」などの意味合いがあるため、メルマガ読者がWebサイトを見た(メルマガ読者からWeb訪問者に変換した)という解釈もあるため、みなさまの運用においてはしっかりと意味合いを定義しておくことをオススメします。

メルマガのクリックスルー率は、おおよそ開封率の1/10程度と覚えておくと便利です。あなたのメルマガの開封率が20%であれば、クリックスルー率は2%程度を目指しても良いでしょう。

間接的なメルマガのKPI

メルマガからのコンバージョン率(CVR)

メルマガのコンバージョン率とは、目的のWebページURLやフォームでの登録、購買、問い合わせ数など、メールを送信する目的を満たした個の割合を示します。

例えば、セミナーの集客を目的としたメールでは、セミナー登録フォームへの登録数です。この場合のコンバージョン率は、メールを受信がきっかけとなってセミナーへ登録した受信者の割合を指します。

メールの効果を分析する場合、まずコンバージョン率が最も重要です。コンバージョン率を改善する要因として、クリック率や開封率などを用い、原因や因果関係を分析します。

コンバージョン率はクリックスルー率の1/10程度、つまりクリックスルー率が2%程度なら、コンバージョン率の当初の目標値は0.2%としておくと良いでしょう。

メルマガの不達(エラーメール)率の平均

メルマガの不達率とは、あなたが読者に送ったメルマガが何らかの理由で届かない割合をさします。

メルマガ読者の退職、メールアドレスの変更、受信箱が満杯、などがメルマガ不達となる代表的な理由です。

メルマガが届かない主な理由

  • メールアドレスの「@」以降のドメインが存在しない
  • メールアドレスの「@」以降のドメインへの到達性が無い
  • メールアドレスの「@」以前のアカウント(宛先)がメールサーバに存在しない
  • 受信アドレスがファイル容量不足、容量割り当ての超越、利用停止、などにより受信不能な状態にある
  • メルマガが届かない理由の詳細について
    メルマガが届かない理由とその対策についてまとめました。メルマガには送信側、受信側のそれぞれの問題に対して対策をする必要があります。くわしくは「メルマガが届かない!メルマガ担当者必見の対応策とは?」をごらんくださいませ。

    メルマガの不達率の平均値は、多くの海外調査レポートで2%ちょっとくらいに報告されています。当社の経験からすると、日本では1.5%〜2.0%くらいで考えてよろしいかと思っております。

    メルマガの不達率の改善にはある程度の技術的改善方法がありますが、本質的な改善方法は、あなたの顧客管理データベースを新鮮かつ最新の情報に保つことになります。

    メルマガの解約率の平均

    メルマガの運用では、事前に配信の承諾を得た方にメルマガを届けます。特定電子メール法にしたがって、オプトアウト(解約・解除・配信停止)の方法を記載しておかなくてはなりません。

    メルマガ担当者が知っておきたい法律などのまとめ
    メルマガ運用担当者が知っておくべき法律には、電子メール法、個人情報保護法などがあります。メルマガ運用のための要点を「メルマガ運用者が必ず知っておきたい法律など」にまとめました。ご興味のある方はぜひごらんいただけたらと思います。

    メルマガの解約率とは、あなたのメルマガをオプトアウトすることです。メルマガの解約率の平均は、メルマガあたりおおよそ0.25%程度と考えておくと良いでしょう。

    メルマガを1,000人に配信したところ、2〜3人がメルマガを解約する計算になります。

    メルマガ登録数の増減

    メルマガの解約率と重複する指標であり、メルマガを改善することによって結果として反映されにくい指標ではあるものの、メルマガ担当者であれば気を配るべき指標です。

    良いメルマガであれば知り合いに紹介してくれることもあるでしょう。メルマガ全体の効果を評価できる指標として、メルマガ登録数の増減も検討してみてはいかがでしょうか?

    さいごに

    メルマガの運用は、改善につぐ改善をつみかさねた集大成です。みなさんも日々の運用でメルマガ配信することが目的にならないよう、メルマガの指標(KPI)を設定して、効果的にメルマガメルマガが改善するよう工夫してみてください。

    メルマガ全体の運用方法は、下記の無料ガイドブックが参考になります。ぜひダウンロードしてくださいませ。