メルマガ件名の作り方・文字数〜メルマガ担当者が教える秘密

2017年10月04日

メルマガの件名は、多くのメルマガ担当者が悩んでいると思います。そうですよね。メルマガの件名だけで、メルマガの開封率やお客さまの反応が大きく変わることがわかっているからです。

メルマガの件名やタイトル、題名のひねり出し方、ポイントをまとめました。メルマガ担当者の方の日々のメルマガ運用の参考になれば幸いです。

メルマガの件名が開封率を左右する

メルマガの件名によってメルマガの開封率が大きく変わります。これは、メルマガを送信する場合でも、ビジネスメールで相手に読んでもらいたいメールを送るときでも同じです。

メルマガの件名をみて開封するかどうか決める

メルマガの受信者は、自身のメール受信箱に表示される送信者と件名の一覧を見て、あなたのメルマガを開封するかどうか決めます。

重要でない、もしくは自分に関係が無いと思ったメルマガの開封は後回しになりがちです。あなたのメルマガの開封が後回しになってしまうと、後日開封していただける確率は一気に低くなります。

メルマガの件名を設定する際の注意点

メルマガの件名を工夫してより多くの読者にメルマガを開封していただくために、メルマガの件名をメールの本文の内容以上に過剰に表現することも問題です。

メルマガの件名でメルマガ本文の内容を具体的に表現することは、マーケティングのためではなく、メール送信のエチケットともいえます。ビジネスのメールであれ、何のメールであれ、その件名は内容を一言でシンプルに表現するべきでしょう。

シンプルかつ力強いメールの件名を作るために
メールの件名をシンプルかつ力強くするためには、バリュープロポジションの考え方が参考になります。バリュープロポジションは日本語に訳すと「提供価値」になります。バリュープロポジションについては「良いバリュープロポジションを作る5つのコツ|カイロスのマーケティングブログ」が参考になります。

メルマガの件名で過剰に表現しすぎると、受信者は「また営業メールか」と認知します。メルマガの件名がいくら魅力的でも、その受信者はあなたのメルマガを今後開封することはないでしょう。

好ましくないメルマガの件名の例

良いメルマガの件名の前に、あまり好まれないメルマガの件名について、いくつか例をあげて紹介します。

<メルマガ件名の好ましくない例>

  • カイロスのメールマガジン Vol. 35
  • 良く見かけるメルマガの件名の例です。どのメールも開封するというファンが圧倒的に多いメルマガかブランド力のある会社が発行しているメルマガ以外、このメルマガの件名はあまり効果がありません。

    メルマガの件名からコンテンツが想像できないため、メルマガの開封を後回しにされがちです。メルマガの開封が後回しになると、受信箱に埋もれてしまい、その後に開封される確率は一気に下がります。

    <メルマガ件名の好ましくない例>

  • カイロスマーケティングからのお知らせ:10月8日号
  • このメルマガの件名も、先ほどメルマガ件名の例と同じ理由であまり好ましいと言えません。

    メルマガの件名から、送信者からの「お知らせ」であるということは分かりますが、もう一歩踏み込んでお知らせの内容もしくは概要を件名に反映させたいところです。

    メルマガ件名の好ましい例

    それではいくつか、好ましいメルマガ件名の例をみていきましょう。

    <好ましいメルマガの件名の例>

  • 開封率が高いメルマガの件名の特徴を学ぼう
  • このメルマガの件名なら、メールの内容が一目見ただけで理解できます。興味があれば、すぐにメルマガを開封してもらえるだけでなく、メール開封時のメール内容への期待値もセットできます。

    このようにメルマガの件名は必ずコンテンツを簡潔に表現すべです。

    それでは、メルマガの開封率を引き上げるメルマガの件名の3つのポイントについて次から説明していきます。

    1.メルマガの件名で開封のメリットを伝える

    メルマガの件名を考えるときは、必ず受信者の立場で考えましょう。先ほどの好ましくない例で登場したメルマガの件名は、メルマガの送信者視点で作成したメルマガの件名の象徴的な例です。

    メルマガの件名を考える時は、ペルソナを活用してメルマガ受信者の代表的な人物像をあきらかにしておくと、より良いメルマガの件名が作成できるようになります。

    ペルソナについて
    ペルソナとは、あなたの製品やサービスの理想の顧客の人物像です。マーケティングの現場ではペルソナは欠かせません。ペルソナを活用するメリットやペルソナの作り方については「誰でもできるペルソナの作り方〜マーケティングの現場で活用できる良質なペルソナを作る手順」にまとめてあります。こちらも是非ごらんください。

    メルマガの受信者が、なぜあなたのメールを開封するのでしょうか?

    開封のメリットが伝わる好ましいメルマガ件名の例

    メールの件名をみただけで、受信者はそのメールを開封するに値すると判断すれば即座に開封します。つまり、受信者にとってのメリットがメールの件名に表現されていなければ、開封する動機とならず、そのメールは開封されません。

    <メルマガ件名の好ましくない例>

  • ○×イベントに出展します
  • メルマガの件名からメルマガの内容はおおむね想像できますが、メルマガの件名では受信者にとってのメリットが明確に打ち出せていません。メルマガの受信者が、その展示会に足を運ぶことを検討する理由付けとしては不十分です。

    このようなメールの件名を見かけることがありますが、少々送信者中心の視点すぎると思います。(ただ、担当者のイベントに関する想いはよく理解できます。)

    開封のメリットが十分に伝わるメール件名の例

    一方で、これから紹介するメールの件名はいかがでしょうか?

    <良いメール件名の例>

  • △△のソリューションのデモを○×イベントで実施します
  • メールの件名からこのメールの内容が簡単に推測できます。△△ソリューションに興味のある受信者なら、このメルマガを高い確率で開封するでしょう。通常デモを見る機会が少ない受信者にとって、そのメールを開封するメリットが伝わると同時に、あなたの会社が展示会に出展するという情報も伝わっています。

    2.メルマガの件名で「今すぐ」開封すべきであることを伝える

    メルマガの件名だけを受信箱でチェックし、後で読もう、と思ったメールをあなたは後ほど見ていますか?

    メールの件名や送信者から、メルマガであると判断した場合は、後からそのメールを読む機会は圧倒的に少なくなるでしょう。

    時間とともに開封率は低下する

    事実、当社のマーケティングオートメーション「Kairos3」を使って当社が送信するメルマガの開封率をチェックしてみても、メール送信から1-2時間で開封のピークを迎えて、その後の開封率は圧倒的に減少する傾向にあります。

    メルマガの件名では「今すぐ」このメールを開封すべきである旨をアピールするべきです。「個数」や「期間」などを具体的にメールの件名に盛り込むと、「今すぐ」開封する理由につながりやすいと言われています。

    今すぐ感が伝わらないメルマガの件名の例

    さっそくいくつかのメルマガの件名の例をみてみましょう。

    <メルマガ件名の好ましくない例>

  • 【読者限定】開封されるメルマガ講座を開講します
  • メルマガの件名でターゲットを限定するのは好ましいと言えます。私のための特別なメールである感じが伝わるからです。しかし、読者限定という表現だけでは「今すぐ」メールを開封すべき理由に乏しいと言えます。

    今すぐ開封したくなるメルマガの件名の例

    先ほどのメルマガの件名の例をもう少し具体的に変更してみましょう。例えば、こんなメールの件名はいかがでしょう?

    <好ましいメール件名の例>

  • 40名限定|開封されるメルマガ講座を○月×日に開催
  • 先ほどと同じくセミナーの案内のメルマガの件名の例ですが、座席数を具体的に表現することによって、「今すぐ」開封して申し込まなくてはならないことが伝わるようになります。

    3.「えっ」と思わせるメルマガの件名をつける 

    ユニークなメルマガの件名は、受信者の関心を引きつけるため、メルマガの反応が良くなります。そのためメルマガの件名を工夫することが重要であることがわかります。

    しかしながら、メルマガの件名でプロのキャッチコピーのようなユニークさを出しながら、受信者のメリットと「今すぐ感」を同時に表現する方法を身につけるのは至難の業です。

    そこで少し簡単にユニークさを演出するメルマガの件名の作り方を紹介いたします。

    他社にない自社のユニークなポイントを明確にする

    メルマガの件名で、「他社にはなくて自社にしかない」特徴を明確にすると、読み手の興味関心をひきやすくなります。

    「他者にない自社の特徴」を探し出す時には、バリュープロポジションの考え方が役に立ちます。バリュープロポジションのように、自社にしかできないオンリーワンをメルマガの件名で表現できれば、必然的にユニークなメルマガの件名になります。

    良いバリュープロポジションを作る5つのコツ」にまとめました。合わせてごらんください。

    相反する事象をメルマガの件名に含める

    「働かなくてもサクサク収入が増える」、「毎日たった5分で効果UP」などのように、普通ならそんなことありえないということをメルマガの件名で表現します。このようなメルマガの件名は受信者の心をつかみやすくなります。

    メルマガの件名で、相反する事象を組み合わせる方法でも言えるのですが、受信者の興味関心を引くことばかりに目がいって、メルマガの本文とメルマガの件名があまりにもかけ離れてしまうことに注意しましょう。

    メルマガの件名で過大に表現をしてしまうと、メール開封前に受信者の期待値が高まりすぎて、メルマガの内容を読んでがっかりします。この期待値のギャップが失望感をうみだし、ブランドに影響を与え、今後の営業につながりにくくなってしまいます。

    今後メールを開封してもらえなくなれば、メールソフトによって迷惑メールフォルダに自動分類されやすくなってしまいます。

    メルマガ件名の文字数について

    メルマガ件名の文字数は、メルマガ受信者のメールを読む環境に依存します。メール受信ソフトの件名に、あなたのメルマガ件名が表示されていればOKです。

    以前は、パソコンの画面が小さかったり、画面の解像度が低かったりするため、メルマガの件名の文字表示数が20+文字が適切と言われていました。

    今ではWeb系のメーラーでは50文字以上のメルマガ件名が表示できます。有名なメールソフトでも、表示レイアウトによっては50文字以上の表示も可能です。

    ただ、PCに比べて解像度の低いスマートフォンを考えると、やはりメルマガ件名の文字数は30文字前後におさえておきたいものです。

    どうしてもメルマガの件名が30文字よりも長くなってしまう場合には、重要なキーワードができるだけ文頭にくるように工夫しておきましょう。

    メルマガ件名の文字数
    メルマガ件名の文字数は、30文字程度になるように心がけましょう。

    さいごに

    メルマガの件名によってメールの開封率が大きく左右します。メルマガの件名では、メール本文の内容のユニークさを強調しながら、受信者にとって今すぐ開封するメリットを伝えるようにしましょう。

    ここで紹介した開封してもらえるメルマガ件名の3つの法則を覚えるだけで、あなたのメールの開封率がグッと改善するでしょう。

    (この記事は、2016年2月17日に書かれたものを再編集しました)

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