HTMLメールとは|メルマガ担当者が知っておきたい基本事項のまとめ

2016年05月11日

HTMLメールをマーケティングで使うシーンが徐々に増えています。

従来のテキストメール中心のマーケティング活動から、HTMLメールで装飾をした、表現豊かなマーケティングメールの方が、受信者の反応が良い傾向にあるからです。

HTMLメールは、ネット通販だけでなく、BtoBマーケティングのニュースレターや新製品のお知らせメールでも活用するようになりました。

1.HTMLメールとは

HTMLメールは、メール本文をHTML言語で記述した形式のメールです。テキストメールでは実現が不可能な、フォントサイズ、レイアウト、配色、画像の本文への埋め込み、表の利用などができます。

HTMLメールを利用すれば、テキストメールでは難しいレイアウトやコンテンツの表現を実現できます。

HTMLメールの例

HTMLメールはこんな感じです
HTMLメールは、Webページをメールで送信できるようなイメージを持っていただいて構いません。HTMLメールでできることはWebページに比べると、厳密には制約がありますが、HTMLメールではWebsページのように画像を埋め込んだりフォントやレイアウトを組んだりすることが可能です。

2.HTMLメールのメリット

次に、HTMLメールの特徴をテキストメールの特徴と比較しながら、そのメリットとデメリットの面から考えていきましょう。

まずはHTMLメールのメリットを説明します。

2-1.HTMLメールでは表現の自由度が高い

HTMLメールは、テキストメールとは異なりHTML言語を用いてメールの本文を作成します。

そのため、配色、レイアウト(段組み)、画像の埋め込みなど、テキストメールにはできない表現をHTMLメールでは実現できます。

HTMLメールは、テキストメール、つまり文章だけではなかなか伝えにくい表現も、HTMLメールで画像などを使って、受信者にとってわかりやすく表現できるようになります。

2-2.HTMLは開封の計測ができる

HTMLメールは、受信者のメール開封をチェックできます。

HTMLメールの開封を知るために、HTMLメールの本文内に埋め込んだ画像を活用します。この画像のダウンロードの有無で、それぞれの受信者のメール開封を計測する方法が一般的です。

HTMLメール開封の計測方法について
HTMLメールの開封計測の仕組みについては、「【総集編】メルマガ開封率の平均とメルマガ開封率を最短で改善する方法|カイロスのマーケティングブログ」でまとめました。合わせてごらんください。

2-3.HTMLメールは高い開封率・クリック率が期待できる

HTMLメールではレイアウトや、ボタンやフォントの色などを変更できるため、テキストメールに比べて受信者の高い反応が期待できます。

さきほどのHTMLメール開封の計測と、受信者の高い反応は、マーケティング目的のメールにとって、とても重要なメリットです。

3.HTMLメールのデメリット

HTMLメールにはデメリットもあります。ここでもテキストメールと比較しながら、HTMLメールのデメリットについて触れていきます。

3-1.HTMLメールの作成は少し面倒

HTMLメールの作成には、HTML言語を使いこなす必要があります。

テキストメールは単に文章を書くだけですが、HTMLメールはHTML言語を使って装飾やレイアウトをする必要があるため、HTMLの作成はテキストメールの作成とくらべて手間がかかります。

HTMLメールが作成できる専用のツールを使えば、ある程度HTMLメール作成の手間が軽減します。HTMLメール作成のツールを使ったとしても、基本的なHTML言語の知識はある程度必要になるでしょう。

3-2. HTMLメールには受信者の先入観が働く

HTMLメールは海外では広く普及しているのですが、日本ではまだまだ海外ほどHTMLメールが普及しているとは言えません。

特にBtoBマーケティングでは、HTMLメールは受信者からみると「広告」であると直感的に認識してしまう傾向もあります。そのため、営業担当者を差出人に設定したセミナーの案内などのメールは、あまり向いていないかもしれません。

3-3.HTMLメールはファイルサイズが大きい

HTMLメールのサイズは、埋め込む画像などのオブジェクトやHTML言語によって、テキストメールよりもサイズが大きくなります。そのため、表示に少し時間がかかります。

今ではブロードバンド環境が整っていますので、問題になるケースは少ないかもしれませんが、動画やサイズの大きな画像を埋め込む際には注意が必要です。

3-4.HTMLメールが届かないことがある

HTMLメールは、HTML言語をつかってテキストメールより多くのことができるため、HTMLメール対応のメールソフトでしかメールを読むことができません。

ほとんどのメールソフトでHTMLメールに対応していますが、ガラケーやメールソフトでHTMLメールの受信を拒否している場合は作成したHTMLメールが受信者の環境で正しく表示できません。

メールソフトによっては、HTMLメールの画像をデフォルトで表示しないような設定になっているものもあります。せっかくのHTMLメールが受信者の環境で正しく表示できないケースもあります。

HTMLメールのフォーマットでテキスト中心のメールの場合には、このデメリットの影響は少なくなります。

4.マーケティング現場におけるHTMLメールの実際

HTMLメールを使うケースは年々増えています。BtoCビジネスでは多くのWebサービスではHTMLメールを活用しています。

BtoBマーケティングの分野でも、ニュースレターなどのお知らせメールを中心にHTMLメールを活用する場合が増えてきました。

4-1.HTMLメールをニュースレターや各種案内に利用する

定期的に発信するニュースレターや新製品のご案内メールでは、HTMLメールを使うケースが増えています。

会社のロゴや製品の写真をHTMLメールに埋め込み、視覚効果を活用して受信者にメッセージを伝える場合にはHTMLメールが便利です。

4-2.テキスト中心のHTMLメールを活用する

HTMLメールのフォーマットを使いながら、テキストのみのメールを送る方法があります。営業などの担当者名を使ってメールを送信する場合では、この方法をとります。

特にBtoBマーケティングでは、営業担当者名を使うと、メールの反応がよくなるだけでなく、テキスト中心のメールは、ビジネスメールにみえるため、テキストのみのHTMLメールを配信します。

HTMLメールは、メールの開封率を計測できるため、メールマーケティングの改善にも役立ちます。テキストメールとHTMLメールの良い所を組み合わせた方法とも言えます。

4-3.HTMLメールではマルチパートメールを

HTMLメールはガラケーやHTMLメールの受信を拒否している受信者にはとどきません。そんな場合に便利な機能がマルチパートメールです。

マルチパートメールは1つのメールの本文内にHTMLメールとテキストメールの両方を含んでいます。

マルチパートメールについて
マルチパートメールの詳細は「マルチパートメール配信でHTMLメールの開封率をアップしよう|カイロスのマーケティングメール」で解説しています。ご参考になれば幸いです。

HTMLメールを表示できない受信者には、自動的にテキストメールの本文を表示します。

HTMLメールを送る場合には、必ずマルチパートメールにしておきましょう。

5.さいごに

HTMLメールの基本的なことについてまとめました。メールマーケティングの担当者ならぜひ抑えておきたいポイントです。

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