メルマガ開封率を上げる秘訣を教えます!今さら聞けないメルマガ開封率の基本

2018年03月08日

メルマガ開封率は、メルマガの良し悪しを評価するための基本的な指標です。

メルマガの開封率の計測方法、メルマガ開封率のおおよその平均値、メルマガ開封率の改善方法は、メルマガの担当者からいただくご質問です。

今回は、メルマガ開封率に関する基本的な情報、メルマガ開封率を改善するための施策についてまとめました。

本記事のまとめ

  • メルマガの開封率は一般的に10~15%程度
  • メルマガの配信先を限定することがメルマガ開封率を改善する近道
  • メルマガ配信先を限定した上でメルマガ開封率が改善するテクニックを使うと最も大きな効果が出る
  • メール配信で成果を出して、営業案件を掘り起こすためのノウハウをまとめました!
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    メルマガの開封率の計測方法を知ろう

    メルマガ開封率についてお話しする前に、まずはメルマガの開封率を計測する仕組みをかんたんにおさらいしておきましょう。

    メルマガの開封率とは

    メルマガの開封率の計算方法は、送信に成功したメール数で実際に開封されたメール数を割ったものです。

    メルマガの開封率は、パーセンテージ(割合)で表現されます。

    メルマガ開封率の測定は、送信に成功したメルマガ数を分母に使います。送信したメルマガ数から、エラーで戻ってきたメルマガ数を差し引いたもの(=送信成功メルマガ数)を利用することが一般的です。

    メルマガ開封率を計測するための仕組み

    メルマガの開封率は、メール本文内に埋め込まれた小さな画像のダウンロードの有無によって計測します。インターネット上を送信するメールの開封を計測する仕組みは、この方法が一般的です。

    メルマガ本文への画像埋め込みは、HTMLメールしか実現できません。

    HTMLメールとは
    HTMLメールは、Webページをメールで送信できるようなイメージを持っていただいて構いません。HTMLメールでできることはWebページに比べると、厳密には制約がありますが、HTMLメールではWebページのように画像を埋め込んだりフォントやレイアウトを組んだりすることが可能です。くわしくは「HTMLメールとは|メルマガ担当者が知っておきたい基本事項のまとめ」にまとめました。合わせてごらんくださいませ。

    メールにはHTMLに加えて、テキストメールがあります。テキストメールは、文字どおりテキストが利用できるメール形式であり、HTMLメールのようにレイアウトやフォントの選択、画像の埋め込みができません。そのため、テキストメール形式をメルマガで利用した場合、メルマガの開封率の計測ができません。

    開封率の平均値はどれくらい?

    メルマガの開封率は、誤解を恐れずに言ってしまえば、おおよそ10〜15%程度となります。メルマガ配信のリストの志向に依存するなど、条件はまちまちであることをご了承ください。

    メルマガ開封率のメルマガ配信数による違いについては次の章でお話しします。

    メルマガ開封率の目安をKPIとして設定する場合

    メルマガ開封率における、配信数と開封率のちがについて実際のデータを元に紹介します。当社の過去のメルマガ配信のデータを比べてみました。

    メルマガの開封率は配信数によって大きく異なる

    数万件のメルマガ配信と、3〜4桁の配信数のメルマガとを分けて、それぞれのメルマガ開封率の出現頻度をヒストグラムにしました。

    当社のデータを紹介しておりますが、当社がお話しさせていただいているお客さまでも同様の傾向があることは確認しております。

    ヒストグラムから見ても明らかな通り、大量配信のメルマガは開封率が相対的によくありません。

    メルマガの配信先を絞り込んでいるメルマガの場合は、メルマガの開封率が良くなります。メルマガの開封率が50%を超えることもあります。

    メルマガ開封率を改善できる可能性はどれくらい?

    メルマガ開封率のばらつきに着目してみましょう。

    上記のグラフからそれぞれのメルマガ配信数における、メルマガ開封率のばらつきが少し違うことがわかります。

    分析で本来やるべきこと
    このような分析では、データを統計的に処理する必要があります。ここではグラフから分かるメルマガ開封率に関することを直感的にとどめさせていただきました。

    メルマガの配信数を絞り込んだ場合、メルマガ開封率は5%近く変化します。一方で、各配信数のメルマガにおいては、少数配信のメルマガの方が、メルマガによって開封率のばらつきが大きくなることがわかります。

    メルマガ配信数が少ないメルマガでは、件名・差出人名などを工夫すれば、メルマガ開封率の変化が大きくなることが予想されます。

    メルマガ配信で設定しておきたい開封率の目安とは?

    メルマガ配信の開封率の目安を紹介する前に、1つだけデータを追加しました。メルマガ配信で未開封だったお客さまにメールを送った場合の結果です。

    メルマガを未開封であることは、おおよそそのメルマガに関心が薄いと想定できます。この場合、経験的に下記の数字に落ち着きます。

    メルマガの開封率を改善するためのテクニック

    メルマガの開封率を改善させるためのテクニックを紹介します。

    メルマガの開封率を改善するためには、メルマガの配信先をセグメンテーションする。そして、ここで紹介するメルマガ開封率改善のテクニックを応用する流れになります。

    セグメンテーションの基本的なやり方
    セグメンテーションとは、市場におけるさまざまな人やお客さま、意味のある要素で切り分けてパターン化することをさします。くわしくは「セグメンテーションの基本事項とその手順〜マーケターが覚えておくべきセグメンテーションの手法」でまとめました。合わせてごらんくださいませ。

    多少セグメンテーションをすることがメルマガ開封率改善の第一歩

    メルマガの開封率を改善したいなら、まずはメルマガ配信先をセグメンテーションしてみることをお勧めします。

    セグメンテーションには、業種や役職などのお客さまの属性情報で分けることもできますが、展示会来訪者、Webページ閲覧者などの行動によるセグメンテーションも可能になってきました。

    メルマガの件名を変える

    メルマガを開封していただけるかどうかは、読者の受信箱に届いたあなたのメルマガを読者が見つけて、クリックしてもらえる必要があります。

    メルマガ配信でABテストを行うことも一つのアプローチです。

    ABテストとは
    ABテストとは、比較したい要素を複数パターン用意して、効果検証をすることで、どちらがより効果が高いのかを明らかにして、最終的なコンバージョン率を高めていく検証方法のことです。くわしくは「ABテストとは?ABテストを失敗しない4つのポイント」が参考になります。

    メルマガの件名にキーワードを加える

    あなたのメルマガの読者が反応しそうなキーワードをメルマガの件名に加えましょう。

    メルマガの件名をキーワード化するなら、1回のメルマガ配信で取り上げるテーマは1つにしましょう。つまり「1メルマガ、1テーマ」を心がけることです。

    メルマガの本文にたくさんの内容を詰め込みたくなりますが、それでは逆効果です。メルマガの件名に反応したお客さまが、あなたのメルマガを読みます。

    2つのテーマをメルマガの件名に設定したら、メルマガ開封率がなかなか改善しません。

    メルマガ件名のテクニックのまとめ
    メルマガの件名の作り方については「メルマガ件名の作り方・文字数〜メルマガ担当者が教える秘密」でまとめてあります。こちらの記事も参考にしてくださいませ。

    メルマガの差出人名を工夫する

    最近のメールソフトは、メールの件名よりもメールの差出人名を大きく表示、もしくは太字で表示します。

    あなたのメルマガの差出人名を工夫することで、メルマガ読者に見つけてもらいやすくなり、メルマガ開封率の改善につながるでしょう。

    メルマガを開封しやすい曜日や時間帯に配信する

    配信したメルマガは、配信後1、2時間の開封を見れば、そのメルマガの開封率がみえてきます。つまり、開封のほとんどがメルマガ配信の1〜2時間後に集中します。

    メルマガ開封率を改善する具体的なテクニックを知りたいなら
    ここで紹介したメルマガ開封率改善の施策の詳細は「メルマガの開封率を上げる簡単なアプローチとは」でまとめてございます。ご参考になれば幸いです。

    メルマガ開封率を改善する前にやっておきたいこと

    メルマガの開封率を改善することも重要ですが、その前にやっておきたいことがあります。それはメルマガをしっかりお客さまの受信箱に届けることです。

    もっと確実にメルマガを届けるために

    最近のメールソフトは、開封しないメールは自動的に「迷惑メール」フォルダに分類してしまうなどの「自動化」された機能が便利です。

    みなさんもメルマガの配信にはメール配信ツールを使っているでしょう。

    メール配信ソフトは、配信先リストが管理できたり、送信するメール本文のテンプレートがあったり、メルマガの開封率を計測する仕組みがあったりと、何かと便利です。

    その一方で、メルマガ配信ツールにはある設定をしておかないと、「迷惑メール」フォルダにメルマガが自動分配されてしまいます。

    メルマガ配信ツールでやっておきたい設定

    最近のメルマガ配信ツールには、SPFやDKIMなどの機能があります。

    これらの機能は、メルマガの配信元の存在を明らかにするための機能であり、SPFやDKIMの設定がされていないメールは、なりすましメールと判定されて「迷惑メール」フォルダに自動的に分配されてしまう可能性が高くなります。

    メルマガ配信ツールを利用する場合には、SPFやDKIMの機能をしっかりと設定しておきましょう。この設定をしておくことで、あなたのメルマガの開封率は改善すること間違いなしです。

    メルマガ配信ツールの選び方に迷ったら
    メルマガ配信ツールは種類がたくさん存在します。どのツールを選べばよいのか迷ってしまったときには「メール配信システムの選び方〜メール配信システムを比較・検討する際に気をつけたいこと」に、メール配信システムを選ぶときの考え方についてまとめていますので、ご参考にしてください。

    さいごに

    メルマガの開封率のおおよその平均値と、メルマガ開封率を改善する方法の概要について説明しました。

    みなさんのメルマガ開封率の改善につながるヒントになれば幸いです。

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